帰ってきた宮田麺児 小麦の大吟醸+小麦のエスプレッソ

心斎橋にある「帰ってきた宮田麺児」に初訪問してきました!
シャンプーハットのてつじさんプロデュースとして知られるお店です!

もともとは2010年に「宮田麺児」として始まったお店で、
その後何度か閉店と開店を繰り返してきているのですよね!

「三代目宮田麺児」までは閉店・開店で店名が少しずつ変わってましたが、
「三代目」以降はは名前が変わらず閉店・開店が何度かあったようです!

ちょっとこのあたりのプロセスがけっこうややこしいみたいですが!(;゚ω゚)

そして2016年に「帰ってきた宮田麺児」となって現在に至っています!

一般的なお店は閉店や開店のたびにお店の場所は変わるものですが、
こちらのお店はどうも最初の頃から場所も変わっていないようです!

閉店期間中も同じ店舗をちゃんと確保してるというのは珍しいですね!

初期の頃と比べると麺の種類などがいろいろ変わってるようですが、
いくつかのポイントとなるシステムはずっと継承されています!

・3種類ほどある麺から選んで注文することができる
・「別麺」方式で2種類以上の麺を同時提供してもらえる
・ベジポタ系のつけ汁

製麺を担当しているのは関西で有名な「麺屋棣鄂」さんで、
おそらくてつじさんが考えた麺のコンセプトにしたがって、
「麺屋棣鄂」が製麺するという方式になっているのでしょう!

現在は「小麦の大吟醸」を中心に「小麦のエスプレッソ」、
「新T2G(てつじ)麺」の3種類が基本のラインナップとなり、
このうち「新T2G麺」はあつもりのみという形になっています!

麺をストレートに楽しむのなら、あつもりでないほうがいいので、
今回は「小麦の大吟醸」に別麺「小麦のエスプレッソ」としました!

こちらのお店は並盛の麺量が180gと比較的少なめになってるので、
2種類頼んでも360gと、十分に許容範囲内に収まるのですよね!

これが標準250gとかになると2つ注文するのは厳しいですからね!
どうも「別麺」をある程度前提にしたシステムとも言えそうですね!

帰ってきた宮田麺児 小麦の大吟醸

まずはこちらがメインとして注文した「小麦の大吟醸」です!

「大吟醸」というのは一般的にはお酒の呼び名で使うものですが、
お米の中心だけが残るように徹底して精米した米で作るものですね!

要するにこの麺も小麦でそれと同様の方針を採って作られたようです!

ただ麺を見るにちょっと茶色っぽい粒が少し入ってるので、
外皮(ふすま)の部分を別途少し加えているみたいですが!

今回はあえて麺からですが・・・これはたしかに良質な麺ですね!(●・ω・)

つけ麺向けの麺というと、表面をやや硬めの質感に仕上げて、
がっしりとした力強さのある食感をアピールするタイプの麺と、
噛んだときの押し返しやもっちり感を重視する麺がありますが、
この麺は明らかに後者のタイプにあたると言っていいでしょう!

自分としては麺の食感を楽しむという点ではがっしり系のものより、
噛んだときにその弾力を堪能できるもののほうが合ってると思うので、
この麺の持っている食感はなかなか楽しめるものではありましたね!

一方で麺の持っている風味はそこまで強いものではないですね!
むしろ雑味やクセの強さになる部分を意図的に抑えている感じです!

これは製粉の際に外側をできるだけ削っているためでもあるでしょう!
一方でふすまも多少入っているので、一定程度香りも考慮されてますが!

一言で言ってしまうなら「クリアな風味の麺」といった感じですね!
その名前に負けず、澄んだ印象を与える麺と言っていいでしょう!

そしてこの麺の最大の特徴はその個性的な形状と言っていいでしょう!

断面がアルファベットの Y やクローバーのような感じで、
3方向に溝ができるような形の麺となっているのですよね!

そのため口に入れた瞬間から独特のピロピロ感が感じられ、
なおかつ噛んだときも食感の不規則性を楽しむことができます!

帰ってきた宮田麺児 小麦のエスプレッソ

そしてこちらが「小麦のエスプレッソ」の麺となります!
麺の形状としてはごく普通の太麺といった感じのものですね!

「小麦の大吟醸」がもちもち系の食感であったのに対して、
こちらはあえてがっしり系のパワフルな食感となっています!

もちもち系とがっしり系で、2つの麺の食感を分けることで、
それぞれの麺の個性が伝わりやすいようにしてるのでしょう!

またこちらは製粉方式も「小麦の大吟醸」とは対極的です!(`・ω・´)

「小麦の大吟醸」が中心に近いところだけを残しているのに対し、
こちらは逆に外皮に近いところをかなり残して製粉されています!

なので、もともと外皮が多めに含まれた麺になっているのですよね!
その分だけ麺の色も黒く、小麦特有の風味も非常に強くなっています!

このあたりは「小麦の大吟醸」と比較すると極めて明確にわかります!

香りの強さ、食感の力強さを求めるのであればこちらでしょうね!
一方で良質なもちもち感や食感の面白さでは「小麦の大吟醸」が上です!

帰ってきた宮田麺児 つけ汁

そしてこちらがつけ汁ですが・・・これがちょっと予想外でしたね!

ベジポタ系のつけ汁であるということは事前に知っていましたが、
これはベジポタというより、動物系白湯+魚介のタイプに近いです!

というか、ベースは豚骨+鶏の白湯に魚介の風味を多少加えたうえで、
背脂も投入した粘度も濃度も高いタイプのものとなってるのですよね!

そこにトマト、じゃがいも、玉ねぎなどをペースト状にしたと見られる、
ベジポタ要素が合わさった動物白湯魚介とのハイブリッドになってます!

そのため自分が想像していたよりもワイルドなつけ汁だったのですよね!(*゚ー゚)

まぁ、一般的には動物白湯魚介系のつけ汁がポピュラーではありますし、
最大公約数的にはそちらのほうが支持を受けやすくはあるのでしょうね!

ただ一方で粘度や濃度の高いつけ汁は麺の風味をマスクしやすくもあり、
「麺を楽しむつけ麺」としては多少マイナスにもはたらくのですよね!

おそらくそれを考慮してトマトなどのさっぱりした要素を加えることで、
つけ汁が勝ちすぎないようにバランスを考えているとは思うのですが!

レモンもつけ汁の主張を一定程度弱めてくれる効果がありましたね!

あるいはベジポタだけだと、どうしても好みが分かれがちになるので、
動物白湯魚介系とのハイブリッドにした面もあるようには思います!

つけ汁が強いので、麺の風味が強い「小麦のエスプレッソ」はいいのですが、
「小麦の大吟醸」のほうはつけ汁がやや強く出るマイナス点も感じました!

特に「小麦の大吟醸」は麺の形状からつけ汁との絡みが良すぎるため、
麺の1/3程度しかつけなくてもつけ汁が前面に出てしまいますからね!

なので、麺を単体で見ると「小麦の大吟醸」のほうが好みでありながら、
つけ汁と合わせると「小麦のエスプレッソ」のほうが映えるのですよね!

どうしても比較すると香りが強いほうが映えやすい面もありますしね!(*゚◇゚)

ちなみにつけ汁の中には少量のひき肉とトマトが入っています!
トマトは面白いですが、ひき肉はおまけ的な要素という感じでしたね!

味玉はしっかりした味わいですがやや硬めではありましたね!
このあたりは個体差もあったりするのではないかと思いますが!

麺という点だけから見ると、どちらもなかなか面白いのですが、
麺そのものの個性を楽しむつけ麺という全体の視点から見るなら、
清湯系のつけ汁と選べるようにしてもいい感じはしましたね!

油脂も控えめで、だし感で食べさせるような塩清湯つけ汁なら、
「小麦の大吟醸」あたりはもっと映えたような感じがしますからね!

逆に「小麦のエスプレッソ」はそれだと完全に麺勝ちしそうですが!

つけ麺はラーメンと比べると麺が素直に楽しめる料理ですが、
それでもつけ汁がある以上はそれとの兼ね合いは出てきますし、
麺が選べたり2種類同時に注文できるシステムは面白いながらも、
そうした難しさも感じさせられるお店でもあったりしましたね!

ちなみにこちらのお店は価格が高いと言われがちなのですよね!

たしかに1種類の麺を単体で頼むと高いという印象はありますが、
別麺が200円でできる点に関してはむしろ安く感じましたね!

大半のお店では、仮に2種類の麺を扱っていたとしても、
それを同時に注文できるシステムがないことも多いですし、
それを+200円で両方楽しめるのは大きなメリットですからね!

なので、このお店は別麺を前提として来たほうがいいでしょうね!

つけ汁と麺の兼ね合いという難しさは感じさせられながらも、
個性的な麺の食べ比べができた点は非常に面白かったですね!(゚x/)モキーン

[メニュー]
帰ってきた宮田麺児 券売機

帰ってきた宮田麺児 麺の紹介

お店の住所と地図 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-13-5
スポンサーサイト

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ ブログランキングならblogram
(クリックしてくださる際にはCtrlキーを押しながらすると非常に楽です。)

テーマ : つけ麺 | ジャンル : グルメ

イトメン しじみらーめん

イトメンが出している「しじみらーめん」を食べました!
ちょくちょくスーパーなどで見かけて気になってたのですよね!

今週は実質的な新作がたったの2商品しか出ていないので、
残りの5枠は在庫処理や珍しい商品の紹介に充てていきます!

イトメンというメーカーは聞いたことがない人も多いと思いますが、
「チャンポンめん」という袋麺でそれなりに有名ではあります!

ただ商品展開は主に関西周辺にとどまっているように思いますが!

イトメン しじみらーめん

この商品、パッケージを見ると具材にしじみが入ってるのですよね!

カップ麺の具材としてリアルな貝を用いるのは大手でも珍しく、
あさりの具材化を日清とサンヨー食品がしたぐらいなのですよね!

あとは明星が実際の貝柱を具材にしたことがあった気がしますが!

このしじみに関してはカップ麺では過去に見たことがないですね!
それをあえてこのイトメンが攻めているのが面白いですね!(*゚ー゚)

ところでこの商品、メーカーの公式サイトで詳細を調べてみると、
今年の2月にリニューアルしてパッケージが変わってるようです;

なので、これはリニューアル前の商品が安く流れてきたもののようです;

イトメン しじみらーめん(内容物)

内容物はかやくと粉末スープという素朴な構成となっています!
「特撰ラーメンスープ」という表現がレトロな雰囲気ですね!

イトメン しじみらーめん(できあがり)

おぉ、これは予想していた以上にしっかりしじみが入ってますね!
全体的な雰囲気は素朴なカップラーメンという感じなのですが!

まずはスープですが・・・おっ、しじみの旨味をきっちり感じますね!(●・ω・)

サンヨー食品が出す貝系ラーメンのような強烈さではないですが、
スープを飲んでいて舌の外側にじわっと旨味が広がってくるような、
二枚貝特有のクセを感じる旨味がしっかりと備えられていますね!

また、しじみはあさりに比べるといくぶん二枚貝特有のクセが弱めで、
ふくよかさと二枚貝特有の個性が合わさったような感じになってますが、
ちゃんとそうしたしじみのふくよかさもスープから感じられますね!

このしじみの風味は粉末スープによる部分がメインのようですが、
それだけでなく具材から出ている風味もかなり大きいと言えます!

特にかやくの中でしじみが少し砕けて粉末化してる部分があるので、
これがいい具合にしじみ粉末としてスープに溶け込んでるのですよね!

そしてもう一つスープに大きな風味を与えているのが具材のわかめです!(=゚ω゚)

わかめとしじみというと、どちらもみそ汁の定番具材ですが、
どちらも磯の風味が強いという点でも共通してるのですよね!

なので、この両者が合わさることで磯の風味の相乗効果が生まれます!

わかめ以外の風味としじみを合わせるという手もあったでしょうが、
そこをあえて磯系の素材だけで絞ってきたのは良かったですね!

また今回のスープは粉末のみなので、油脂感は非常に弱いです!
なので、徹底してすっきりと磯の風味を楽しめるスープですね!

スープの原材料は食塩、香辛料、しじみエキス、粉末しょうゆ、
オルニチン、たん白加水分解物という構成になっています!

なんと、だし系の素材はしじみしか使われていないのですね!

動物系は全く入っておらず、昆布も節系も使われていません!

この商品はしじみを扱いながらもそこまで高くはないだけに、
とにかくコストをしじみだけに注ぐ方式を採ったのですね!

また最近注目されがちなオルニチンもスープに入っています!

(*・ω・)しじみチャーンス!
               うるさい;(・ω・*)

麺はごくごく素朴なカップラーメンらしい油揚げ麺となってます!

スープに関してはなかなか斬新で最近の流行も感じるのですが、
麺に関してはまさに「昭和」といった雰囲気のものとなってます!

縮れの強さ、けっこう強めの植物油の香り、ポソポソとした食感、
そのどれをとってもレトロな油揚げ麺そのものという感じですね!

高級感は全く感じないですが、懐かしい雰囲気は感じられますね!

ここまで素朴な油揚げ麺はちょっとひさしぶりに食べたかもです!(*゚◇゚)

麺の量は65gで、カロリーは340kcalとなっています!
脂質は14.3gで、麺の量を考えればおおむね標準的ですかね!

おそらくスープの脂質は少ないので、ほぼ麺の脂質でしょうね!

具材はしじみ、わかめ、ねぎという組み合わせになっています!

ねぎはいかにもカップ麺的な乾燥青ねぎではあるのですが、
量が多いので、薬味としては上手く機能していますね!

そしてわかめですが、これは磯の香りが最大の個性ですね!

わかめという具材は麺に絡めやすいという特徴があるので、
食べる際に磯の香りを運ぶという力が強いのですよね!

一方のしじみはどうしても底に沈みがちになりますからね!

そういう点ではわかめも主役の一つと言っていいでしょう!

そして主役のしじみですが・・・これはよくできていますね!(`・ω・´)

まさにリアルに乾燥させたしじみで、風味はまさに本物で、
硬すぎるとか、風味が損なわれているということもないです!

またしじみって実際に料理に使うと殻付きになることが多いので、
身だけを食べるというのが意外に大変だったりするのですよね!

そういう点では、この商品はしじみの身を純粋に食べられるので、
しじみを食べるのを楽しむという点でもアリと言えるでしょう!

麺は素朴なものの、スープのコストを全てしじみへと注ぐことで、
「しじみ風味のスープ」であることをわかりやすく主張しながら、
具材についてもしじみを多く入れ、わかめで上手くサポートするなど、
一点突破型で攻めてきたその姿勢は高い評価に値するものでしたね!

まさに「しじみらーめん」を求めるなら十分オススメできますね!(゚x/)モキュリッ

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ ブログランキングならblogram
(クリックしてくださる際にはCtrlキーを押しながらすると非常に楽です。)

テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

Powered by FC2 Blog

FC2Ad

/ ある事件の記録ブログ版
Copyright © He can eat anything but himself! All Rights Reserved.