麺と心 7 あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺

2020年最初の月別限定を求めて「麺と心 7」へとやってきました!

1月の限定のテーマはラーメンには極めて珍しい「あん肝」です!
「あん肝」のラーメン・つけ麺なんて食べたことがないですからね!

実は「アンコウ」をテーマとしたつけ麺は過去にもあったのですよね!
2017年の2月に「アンコウ白湯つけ麺」が月別限定として提供されてます!

このときもトッピングの1つに「あん肝ムース」があったのですが、
それでもメインはむしろアンコウそのもののだしだったのですよね!

なので、あん肝が完全に主役になるのは今回が初めてと言えますね!

ただそれゆえに興味深さもある一方で、一定の警戒心もありますね!
どうしてもあん肝のつけ麺となると、クセも強そうな気がしますからね!

こちらのお店はときどきけっこう人を選ぶタイプの限定が登場しますが、
今回もそのタイプの路線なのではないかという感じはしてくるのですよね!

麺と心 7 あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺

というわけで、「あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺」がやってきました!
麺がスープに浸かっている「浸しつけ麺」スタイルになっていますね!

◎浸しスープ - 実に素直で深みのある秋刀魚節スープ


まずは浸しスープですが・・・あぁ、これだけで見事に完成していますね!(*゚ー゚)

こちらのお店はどうしても様々な魚介素材を使ったラーメンが多いことから、
「正統派というよりは奇抜なラーメンのお店」というイメージが持たれますが、
実際にはこうした超正統派のスープの組み立ても非常においしいのですよね!

とにかくこの秋刀魚節スープはだしの引き出し方が実に見事と言えますね!

だし感は濃厚ながら粗さは皆無で、実に丁寧に引かれているのがわかります!
もういっそこの秋刀魚節だしだけで麺を食べ切ってしまいたくなるほどです!

実際に「あん肝つけ汁をつけると急に個性的な味に変わってしまうだろうし、
この素直なだし感のまま食べ進めたい」というふうに思ったりしましたしね!

このところこうした浸しスタイルのつけ麺をよく見るようになりましたね!

もともとこうしたつけ麺は浸しスープは昆布だしを使うことが多いのですが、
最近は今回のように秋刀魚節を使うケースもよく見るようになった印象です!

他の節系素材と比べて、浸しスープと相性がいいという面があるのですかね!

◎つけ汁 - 臭みやクセは皆無で濃厚まろやかなあん肝風味


そしてつけ汁ですが・・・いやいやこれは想像より遥か上の秀作ではないですか!(●・ω・)

ちょっとこれは食べる前にあなどっていた自分を叱らないといけませんね!
この数ヶ月の限定の中でもトップクラスと言っていいだけの内容と言えます!

いやはやあん肝という一見難しそうに見える素材がもののみごとに生きてます!

あん肝はコクがあって芳醇なまろやかさが大きな魅力となる素材ですが、
一方でどうしても多少の生臭さなどがネックにもなりがちなのですよね!

しかしながらこのつけ汁は生臭さもクセも全く感じさせることはないです!

なので、「あん肝って大丈夫かなぁ、合わないと困りそう」と思う人でも、
かなり安心して注文できるだけの仕上がりとなっていると言えますね!

そしてそうしたあん肝の持つネガティブな要素を一切感じさせないと同時に、
あん肝のプラス要素であるまろやかさとコクは存分に引き出されています!

つけ汁はかなり濃厚で粘度が高く、もはやペーストに近い状態と言えます!(*゚◇゚)

なので、コクが弱いとかシャバシャバしているということも全くないです!

またこうした浸しスープタイプのつけ麺の食べ方としては王道なのですが、
つけ汁は麺全体の5割程度ぐらいだけつけて食べ進めるのがベストですね!

全部つけてしまうと、つけ汁が絡みすぎてちょっと味が強くなりますし!

また浸しスープと合わせたというスタイルも大いにプラスにはたらいてます!

あん肝は強いコクとまろやかさはあるけど、下支えをするような優しい旨味とは異なる、
そのあたりを秋刀魚節の浸しスープがものすごくきれいに支えてくれているのですよね!

旨味の下支えの秋刀魚節と、前面でコクを打ち出すあん肝が絡み合うことで、
前面も後方も、強さも優しさも、パンチも旨味も実にきれいに交わっています!

そしてそこに軽く清涼感を与えてくれるのがつけ汁に入っている大葉です!
強烈なあん肝の濃厚さをこれによって少しさっぱりとさせてくれています!

またつけ汁の中には熱を入れたねぎときくらげも入っています!
きくらげについては食感に変化を持たせるという狙いでしょうね!

◎トッピング - 比較的シンプルながらメリハリのついた構成


トッピングはレアチャーシュー、小松菜、海苔、赤玉ねぎとなっています!
またつけ汁には先にも書いたように大葉、ねぎ、きくらげが入ってます!

レアチャーシューは最近のこちらのお店らしいしっとりとしながらも、
レア度はむしろ低めで、ちょっと炙りの香ばしさを感じさせるものです!

以前は非常にレア感の強いタイプのレアチャーシューを使っていましたが、
最近はこのレア度を下げたレアチャーシューが起用されているのですよね!

自分は今のタイプのレアチャーシューのほうが好みだったりしますが!(=゚ω゚)

小松菜はしっとりとしていて、風味よりもビジュアル重視な感じでした!
ただ箸休めとしてはちょうどいい具合に機能してくれていましたね!

海苔はおいしいのですが、どう食べるのがベストかは少し謎でしたね!
つけ汁に浸してしまうと、ちょっと味が濃くなりすぎますからね!

そして今回のトッピングで最も目立っていたのは薬味の赤玉ねぎですね!

やはり生の玉ねぎということもあって、刺激はかなり強めになります!
玉ねぎは薬味としてはねぎと比べても刺激が強く打ち出されますからね!

このあたりはパンチの強いあん肝つけ汁との兼ね合いだとは思うのですが、
自分としてはここまで強い薬味でなくても良かったようには感じましたね!

これだけの強い香味を必要とするようなクセはつけ汁になかったですので、
ここは「ちょっと強すぎるかな」というような印象も少し残りましたね!

麺と心 7 あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(麺のアップ)

◎麺 - 厚みが控えめのスパッとした歯切れのいい麺


麺はいつも以上に平打ち寄りで、スパッとした歯切れのいい麺です!

この麺は数年ぐらい前のこちらのお店のスタンダードを思い出しますね!(`・ω・´)

以前はこうした歯切れのいい質感の麺のときが多かったのですよね!
ただ当時と比べても今回はあえて厚みを抑えている感はありますね!

ここ最近はプリンとした弾力を打ち出してくることが多かったですが、
今回はひさしぶりに歯切れ重視のスタイルでやってきましたね!

たまにはこちらのタイプの麺も懐かしさもあって楽しいものですね!

たしかに今回はあえて麺の厚みを抑えめにしてきていることもあって、
プリプリ路線だとちょっと麺全体の主張が控えめになったかもですしね!

ハリのある質感にすることで麺をピシッと立ててきた感があります!

◎まとめ - あん肝のいいところだけをとことん味わえる見事な一杯


食べる前は興味は引かれながらも、多少の不安もあったりしたのですが、
これは間違いなく食べる価値あり、ストレートにオススメできる一杯です!

ここまであん肝を素直にクセなく楽しませてくれたのは素晴らしかったです!

もちろんあん肝という高級素材なので価格も1200円と高くはあるのですが、
このクオリティであれば1200円でも全く損とは思わされることはないです!

今年最初の月別限定で見事な滑り出しを見せてくれた一杯でございました!(゚x/)モキスーン

[限定メニューの紹介]
麺と心 7 あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(メニュー紹介)

[レギュラーメニュー]
麺と心 7 メニュー(2019年12月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4丁目12-13

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