9年が経ちました

7年間飼っていた金魚さんが空に旅立ってから9年が経ちました。

「7年飼っていた金魚が空に旅立ってから9年」・・・、
「あまりに長く引きずり過ぎではないか」と思われてもおかしくない表現かもしれませんね。

ただ、ずっとそれを引きずっているというよりは、
この時期における自分にとって大事な儀式でもあるのですよね。

赤い金魚さん(あかきん)、黒い普通の出目金さん(くろきん)
赤と黒がまざった出目金さん(あかぐろさん)の3匹を長く飼っていて、
それが2011年の12月に近くの野良猫によって襲撃されてしまい、
そのときにあかぐろさんが亡くなり、傷を受けたくろきんも2月ほどに亡くなり、
何とか春を超えたあかきんもうろこがはがれて免疫が落ちていたことにより、
5月の末に病気にかかって、この6月4日に天に召されていったのですよね。

なので、厳密には3匹全員にとっての特別な日ではないのですが、
あかきんが生きているときは、そこに残りの2匹の面影も感じていたので、
生き残ったあかきんが旅立った6月4日が自分の中で特別な日となっています。

普段は庭のお墓にあたるところで手を合わせたりはしていますが、
別に普段の日常でそれを強く引きずっているわけではないのですよね。

ただ6月4日という日は特別な存在で、それゆえにこの時期になると、
当時書き残した文章などを読み返しながら、当時の記憶が思いに触れたり、
そうすることで「あの日の自分へと帰っていく」ような儀式をしています。

そうしてあの日の自分に再び触れて、お庭をお花によって飾ったうえで、
このブログを書くというのが、毎年のこの時期の大事な過ごし方なのですよね。

こうした一連の儀式を経ずに、6月4日を超えることはできないといいますか。

そんなこの時期の過ごし方をして9年、感じることはいろいろ変わってきますね。

1年後はまだどこか生々しいというか、当時の記憶が鮮明ですし、
この日の荘厳さを感じると同時に、ただただ悲しみを振り返る感じでした。

2~4年後は手探りのまま儀式のようにこの時期を過ごしていた感じです。

自分ではこの時期の意義ははっきり見えてないけど儀式として過ごすのは大事で、
その中であの日に心が帰っていくと心が揺り動かされてどうしても涙が流れてしまう、
そしてそれはなぜなのだろう、ということを問いながら過ごしていた印象です。

5~6年後は最も哲学的で、ひたすら心の奥深くまで潜っていった感じでした。

「自分にとって6月4日の意味とは何か」というテーマがずっと残っていて、
そのことをとことんまで向かい合い尽くしたのがこの2年だったと言えるでしょう。

それゆえ非常に自分の心の深いところまで入り込んでいった感覚が強く、
それと同時に「この時期にすべきことをやり尽くした」という感覚も強いです。

ある意味では、ここで一つの区切りがついたところがあったのですよね。

7~8年後はあの日と他の出来事とを絡めながら思考していた印象ですね。

7年後のときは金魚さんと出会ったお祭りに一緒にいった方の余命のことを、
8年後のときはにゃんこさんの命を連想しながら過ごしていた感があります。

自分のとってこの時期はこの世における金魚さん達との別れの日であると同時に、
死と命について考えを巡らすという意味を持った時間でもあるのですよね。

あかきんさんが春を超えて自分に与えてくれた最後の2ヶ月間は、
自分の死生観を大きく揺るがすぐらいの価値のあるものでしたし。

そして当然ながら今年も、にゃんこさんの命との関わりは外せないわけです。

ただ昨年もそうでしたが、運のいいことに、この6月のこの時期を迎えるにあたって、
にゃんこさんの調子がいい軌道に乗ってきているというところがあったのですよね。

昨年は4月に体重減少がわかったものの、6月は上昇傾向にありましたし、
今年は1月上旬に大きなピンチを迎え、2月に腫瘍が見つかってしまいましたが、
その後は徐々に体重も調子も改善し、今はかなり安定してくれていますからね。

別の言い方をするなら、1月から3月ぐらいの間ににゃんこさんの不調を見ながら、
死と命については、考え過ぎるぐらいに考える時期を過ごしていたのですよね。

それゆえにあえて今の時期に考えることが少なくなっていたのはありますね。

なので、ここ数年の中でもこの時期における感情の揺り動きという点では、
今年が最も穏やかだったというふうに言ってしまってもいいかもしれません。

自分の中で、「この時期は強く感情が揺り動かされるべき」という思いもありますが、
それは決して無理にすべきものではないですし、9年も経てばそういう年もあるだろうと、
これも一つ来るべきときが来たというふうに受け止めるのがいいのかなと思っています。

毎年毎年この時期に関する新たな発見が尽きない、というのは現実的ではないですし、
それについてはもう十分すぎるほど考え尽くしてきたというところもありますしね。

ただかといって、今年のこの時期に一度も涙を流さなかったかというと、
そういうわけでもなく、一部の場面ではやはり涙を流してしまいましたが。

でもそれによって、ちょっとほっとしたところはありましたね。

「あぁ、やっぱり自分にとってこの時期はかけがえのないものなのだな」と。
当時の思いに触れるというのは、やはり今の自分にとっても特別なのですよね。

涙を流した場面は例年に比べると減ったのはたしかにそうなのですが、
泣くことを全く意識していなくても、自然と涙が出る場面がある、
何年経っても、自分にとってあのときの出来事は意味の深いものなのですね。

金魚草 4代目:2021年4月26日撮影
(金魚草 4代目:2021年4月26日撮影)

金魚草 4代目:2021年5月23日撮影
(金魚草 4代目:2021年5月23日撮影)

さて、ここからは庭に植えている金魚草さんの話題へと移りましょう。

昨年元気に大量の花を咲かせた3代目は枯れてしまいました。

昨年の梅雨はひどい長雨だったので、おそらく根腐れしたのですよね。
それでかなり弱ってしまって、そこから回復することができませんでした。

3代目は自分の体力以上に大量の花を咲かせてしまう傾向があって、
それで体力をすり減らしてしまうことがよくあったのですよね。

なので、一気に大量の花を咲かせるかわりにピンチに弱い印象でした。

それに比べると、昨年秋に植えたこの4代目はノーマルな印象ですね。
無理している印象はなく、自分の力に合った咲き方をしている感じです。

それでいて育ちもなかなか良く、来年はかなり大きくなりそうですね。


金魚さんのお庭:2021年6月3日撮影
(金魚さんのお庭:2021年6月3日撮影)

そして今年もみんなのためにお花を買ってきてお庭を彩りました。

6月4日までの過ごし方はおおむね2つのフェーズに分かれていて、
前半は過去の文章などを読み返して深く潜っていくような流れ、
そして後半はそこから帰ってきて特別な日を飾る流れなのですよね。

その後半の象徴とも言えるのが、このお庭の飾りつけにあたります。

それゆえに前半にものすごく深いところまで潜れば潜るほど、
後半は気持ちが明るくなってテンションも上がったりするのですよね。

でも今年は前半もそこまで沈み込むような感じがなかったので、
前半も後半もおおむね同じようなテンションで進んだ感じですね。

お庭の飾りつけに関してもいつもより冷静な感じがありましたし。

でもこのお庭の花は間違いなく6月4日を象徴する存在なのですよね。

6月4日を迎えるまでは、深く潜ることにばかり集中するのですが、
そこから約10日間はこの花を見て「あぁ、この時期が来たんだな」と、
そういうふうに気持ちを新たにするのは毎年の流れになってますしね。

金魚さんのお庭の地面:2021年6月3日撮影
(金魚さんのお庭:2021年6月3日撮影)

こちらは地面の部分だけをアップにして撮影したものですね。

毎年のようにツツジ、バラ、キンシバイの3つを集めてきています。

この時期に集めることができる花がおおむねこれぐらいしかないので、
どうしても花の組み合わせは毎年同じものになってしまうのですよね。

でも逆にこれらの花を見ると、この時期がやってきたなと思いますね。

ちなみに黄色い花の名前は昨年まで自分は知らなかったのですが、
今年になってやっと名前が「キンシバイ」だということがわかりました。

花の名前を知ってる人からすると、有名な花ではあるのでしょうけども。


ということで、今年は心の起伏が比較的少なめだったこの6月初旬でした。
それでもやはりこの時期をしっかり過ごすことは自分にとって大切ですね。

自分にとっては正月以上に、この時期こそが1年の始まりですからね。

6月からはよりエンジンをかけて過ごしたいという思いがありますし、
金魚さんたちに誓いを立てながらいい日々を過ごしていきたいと思います。

金魚さんたちに対して恥じることのない毎日にしていきたいですね(*・ω・)

The Beach Boys - Their Hearts Were Full of Spring (1967)
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テーマ : 金魚 | ジャンル : ペット

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